Cross Reference

「英語を勉強する」のではなく「英語で勉強する」ためには、勉強する分野への興味関心が高くないと楽しくなりません。さらにそれが仕事に直結してるとモチベーションもあがり当然興味関心も高まります。僕の場合はデータサイエンスが専門なのでその分野の勉強は英語でやってます。また行動経済学はマーケティングとのつながりが深く普段から英語でポッドキャストを聞いたり本を読んだりしてます。ある時偶然にもこの2つの分野は実は接点があることに気づかされました、というのも行動経済学の父と呼ばれるリチャード・セイラー (Richard Thaler)があるポッドキャストで「マネーボール (Moneyball)」という大リーグの映画の話をしていたときのことです。

この映画はどちらかといえばスポーツアナリティクス(Data Scienceの仲間)のケースと思い込んでいたのですが、何故「行動経済学」のセイラーが語るの?とちょっと以外だった、がよくよく話を聞いてみると「確かにそうだ。」と納得しました。映画のストーリーは、大リーグの野球チームのスカウトが昔ながらの勘や経験にたよって選手のリクルートしていたやり方に対抗しデータ分析に基づいてプレーヤーのリクルートや試合の戦い方を組み立ていく、次第にチームが強くなっていくという物語です。データ分析の部分はスポーツアナリティクスですが、昔ながらの勘や経験に頼ってリクルートするという点がまさに「行動経済学」がいうところの人間らしさという点を映し出してます。

このように「スポーツアナリティクス」と「行動経済学」という一見無関係の異なる分野のつながりが見えてきてから、いままではわりと数学だけで無機質だと感じていた「データサイエンス」という分野を違う角度からみれるようになって勉強してて楽しくなってきました。たまたまですが、二つの分野の重なりから興味が膨らんでいくところが大事だと思います〜無機質だったものが少しづつイキイキしてくるみたいな感じです。楽しくないとやる気が起こらないですから。奇しくもこんなビデオを発見しました。Thalerが語っています。

こちらはCourseraでやっているSports Performance Analyticsのシリーズですがぜひおすすめです。丁度いま僕もSign Upしてやっています。

余談でお話しすると〜そのポッドキャストで知ったのですが〜小説 Moneyballの原作者のMichael Lewisと行動経済学者のRichard Thalerの二人はセイラー (Thaler)が映画 Moneyballの評論を発表したことをキッカケに交流がはじまって、その後セイラーがメンターとして慕っていたダニエル・カーネマンとエイモス・トベルスキー(二人とも故人)の人生を綴ったUndoing Projectという小説もMichael Lewisが執筆したという逸話もあり、ぜひ読んでみたいと思ってます。Richard Thalerをご存知でないかたは、Michael Lewis原作の別映画 Big Shortの最後にセレーナゴメスといっしょにカジノのシーンで登場するのが人物です。

stratascratch

以前にご紹介したSQLの自習サイトです。https://stratascratch.com とくに米系のテック企業にデータサイエンス関連での就職を考えている方(言うて日本では求人そのものが少ないと思いますが。。)にはぜひご活用いただきたいです。

まず、英語のみです。なので、ある程度英語がわかる必要がありますが、ある程度がどの程度かと言うとそんなに高いレベルではないです。プログラミングの問題文が英語なだけで単純な言葉の使い回しでいけます。なおかつ回答は英語というよりもSQLというプログラミングのコードなので何語でも答えは同じになります。

例をご紹介すると以下のような問題です。問題が何を聞いてるかわかれば英語力は大丈夫です。

You have been asked to get a list of all the sign up IDs with transaction start dates in either April or May.

Since a sign up ID can be used for multiple transactions only output the unique ID.

Your output should contain a list of non duplicated sign-up IDs.

まず問題文の意味が理解できるかどうか?理解できるならぜひおすすめします。実際の回答はSQLそのものの知識が必要なのでここでは割愛しますが、回答のプログラム式(SQL文と呼ばれる)をそこに放り込んで、「正解」あるいは「不正解」がもどってくる方式です。また、正解は一通りではなくって、何通りもの解き方があるので、他のユーザーがどのような解き方をしたかを人気投票順別に見ることができ、それをみるだけでも結構学びにも励みにもなります。

ポイントは「英語を」勉強するのではなく「英語で」勉強する、です。目的はSQLを学ぶ 、defaultを英語にするってのはそういうアプローチのことだと思ってます。